2016年2月15日月曜日

下呂温泉に行った(前編)

2月上旬は、関西の私大入試が実施され、わたしも連日、その分析と報告に追われていた。
夜に入試問題が送られてきて深夜まで分析し、ある書類は朝イチで、また別の書類は夕方までにメールで送らなければならない。
その間、メンバーとメールで意見交換とチェックをおこなう。
午後に一段落し、酒を飲んで一息つくが、まもなく次の問題が送られてくる・・・


その合間をぬって大文字山に行ったりするが、遠くに出かけることができない。
メールが使える通信環境にいなければならないのと、不明点があった時に調べられる教科書・事典・資料集・専門書の類が手元にある場所にいなければならない。


2月5日は名古屋に出張で、新幹線で報告書を仕上げ、名古屋の会議途中にメールでやりとりし…と忙しかった。
しかし、その日の夜だけは、業務から解放されている。
ずっと働き尽くめだった頭と身体と心を休める機会はここしかない。


名古屋での会議が終わった後、その足で岐阜県の下呂温泉に向かった。
会議があと10分はやく終わっていたら間に合ったはずの特急に乗れず、下呂に着いたのは20時半すぎ。
ホテルに着いたのは、15分後。
部屋でくつろげる体勢になったのは21時ころだった。



あまり吟味せず、ネットで「小川屋」という宿を予約した。
予想以上に大きなホテルで、そこそこ老舗らしい。
部屋は和室。

ところが、トイレが流れない。水は出てくるが、水量が少なく水圧が低く、押し流す力がない。
しかも、洗面台の蛇口をひねったら、「ゴゴ、ゴ、ボッ、ボワッ」という音がして真茶色の水が出てきた。
この洗面台の水で、うがい・歯磨きはしたくないな。


増改築を繰り返したのだろう、構造が複雑で、ロビーや大浴場と部屋を行き来するのに、階段を上ったり下りたり、連絡通路を通ったり…
地震・火災でも起きた日には、避難に手間どったら怖い。


部屋で酒を飲みながら、書類の仕事を片付けた。



さて、観光は、翌朝だ。




(つづく)

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